どこで頼む?通訳者を探す場所3選
いざ通訳を頼もうと思った時、どうやって通訳者を探すのか。慣れていないとちょっと悩んでしまいますよね。今回は、通訳者をどこで探すのか、場所候補を3つほどあげてみたいと思います。
優秀な通訳者の特徴
事前に資料をきちんと確認する
通訳会社に通訳を依頼する時、どんな場所でどんな内容の通訳をするのか、資料の提出を求められることが多いです。この資料、当然事前に通訳者にも共有されているのですが、管理がいい加減な通訳会社の場合、通訳者に資料を丸投げして、放置しているようなケースもあります。
通訳者も、結局依頼人には分からない言葉だから、いい加減に訳しても大丈夫だと、適当にごまかして通訳してしまうことも、残念ながらあり得るのです。
優秀な通訳者は、自分自身の仕事に責任感を持っていますので、必ず事前に提供された資料を確認しています。もし、依頼した通訳者が優秀かどうかをチェックしたければ、事前に提供した資料について軽く質問してみたら良いでしょう。質問にしっかり答えられなかったり、はぐらかされたりした場合は要注意しましょう。
分からない知識は勉強する
通訳者といえど、分からない単語・語句はあるものです。医療の現場や、ビジネスの現場では、分からない言葉があったからと、適当に通訳してしまうと、依頼者側が困ってしまいます。
優秀な通訳者は、もし、自分があまり知らない分野の通訳を担当することになった場合、仕事前に必ずその分野の言葉を把握しておきます。最低限、渡された資料についてはしっかりと読み込んで、その中の単語については辞書で調べる程度のことはしているでしょう。
通訳者をどこで見つけるか?
クラウドソーシング
通訳者の多くはフリーランスとして活動をしています。昔は登録サイトなどに登録して仕事を探していたのですが、今は「クラウドワークス」や「ランサーズ」といった、フリーランスで仕事を簡単に見つけられるクラウドソーシングサービスが多く誕生しており、昔よりもフリーランスとして仕事を獲得するのが難しく無くなってきています。
クラウドソーシングの利点としては、通訳会社に頼むよりも価格を抑えることができるという点です。価格が安いから質が悪いかというと、必ずしもそうではなく、最前線で活躍するようなプロも多数登録しています。プロフィールなども確認できるようになっていますので、良さそうな通訳者がいないか、探してみるのも一つの手ではないでしょうか。
SNS
意外な穴場として、TwitterやFacebookなどのSNSを使って通訳者を探すという方法もあります。今の時代、SNSを使って活動している通訳者というのはたくさんいますので、検索すればすぐに見つけられるでしょう。
SNSの利点は、クラウドソーシングよりもさらに価格を安く頼めるかもしれない、という点です。ダイレクトメッセージを使えば、直に交渉することも可能ですので、要望が多い場合や、少しでも予算を抑えたい場合などには、一考の価値があるかもしれません。
逆に、何かトラブルがあったとしても、自分自身で解決しなければならないため、どのような通訳者に仕事を頼むかは、相手のプロフィールなどを確認して、よく検討しておくことが重要です。
通訳会社
通訳の大本命、通訳会社に正式に依頼するという方法です。こちらの利点は、なんといっても質の高い通訳を依頼できるという点でしょう。特徴は会社によって様々ですが、会社として通訳者を派遣する以上、ある程度通訳者の語学力について担保されています。
何か通訳においてトラブルが発生した場合も、クレームを会社に伝えることができますので、万が一の場合も大丈夫だという安心もあります。
反面、どうしても通訳の料金が高くなりがちです。ビジネス上の重要な会議や、セールスの場でどうしても通訳が必要、というここぞという場面で使用することをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、通訳を依頼する時、通訳者を探す場所としておすすめの方法を3点ご紹介しました。
基本となるのは、会社に頼むか、フリーランスに頼むのかという部分です。交渉やトラブル発生時の対処など、全て自分で出来る自信があるのなら、コストを下げられるフリーランスを、クラウドソーシング やSNS上などで見つける方法がおすすめです。
反面、初めて通訳を依頼する場合や、価格よりも通訳者の質を重視する場合、通訳会社に依頼する方が良いでしょう。
どのような目的で通訳者を探しているのか、予算なども考慮して、最適な手段を見つけることが大切です。
今回はこんなところで。
失礼します。