ベトナム女子と結婚した人に聞く!結婚前に確認すべき5つの事とは?
ベトナム女子と結婚する場合、日本とベトナムという国の違いに基づく、文化の違いを理解しておく必要があります。
近年、日本を訪れるベトナム人の数は増加の一途を辿っています。留学生や観光客、技能実習生として働きにくる労働者など、ベトナム人と接する機会も増えているのではないでしょうか。そんな中、日本で暮らすベトナム人と日本人のカップルも決して珍しくなくなりました。お付き合いした結果、結婚を考えているカップルの皆さんも多いのではないでしょうか。
しかし、いざ結婚となると、付き合っている時は許容できていたことでも、文化の違いをはじめ、様々な違いを理解しておくことが大切になってきます。今回は、ベトナム人と結婚するにあたって、事前に確認しておくべき5つのポイントを、ベトナム人と結婚した筆者の実体験をもとに紹介していきます。
暮らすのはどっちの国?
まず、結婚すると言うことは、自分と相手、日本とベトナム、どちらかの国に定住することになります。世の中には別居婚という生活スタイルも徐々に根付いてきていますが、ベトナムでは夫婦は同居するのが基本の考え方です。当然、どちらの国で暮らすのかというのを考える必要があります。
基本的には、「仕事をしている人」に合わせて暮らす国を決めることになるとは思いますが、場合によっては相手のパートナーの国に移住して、そこで新たに仕事を探すといった選択もアリだと思います。
いずれにしろ、双方が納得して暮らす国を決めることが大切です。どちらか一方の意見で強引に決めてしまうと、必ずあとから後悔することになります。
私の場合、妻が元々日本に働きに来ていたため、特に揉めることなく日本で暮らすことに決まりました。ただ、ベトナムに移住というのも選択肢としては面白いですよね。
文化の違いを理解しあえるか
日本とベトナムは同じアジア圏の国ではありますが、当然、食を始めとした様々な文化の違いがあります。個人差はあると思いますが、日本とベトナムでは、文化の違いから来る、物事の考え方の違いというのが結構あったりします。
食文化でいうと、ある意味お決まりですが、ベトナム では生魚を食べる文化がありあせん。お寿司や刺身など、苦手な人も結構多いものです。逆に、ベトナムでは辛い料理もたくさんありますので、そういった料理が苦手な人は苦労するかもしれません。※特にベトナム中部出身のベトナム人は辛い料理が好きです
働き方についても、ベトナムでは家族が第一という考え方ですので、「残業をたくさんして、休日も返上して仕事を頑張る、頑張った結果得た給料で家族に裕福な暮らしをさせる」といった考えは通用しません。
一つ一つは小さな違いだったとしても、結婚して夫婦になれば、そういった違いからくるストレスに悩むことになるでしょう。大切なのは、自分と相手の文化の違いを尊重し合うことです。
家族関係を尊重しあえるか
上記でも述べましたが、ベトナムは日本よりも家族関係を非常に大切にします。仮に日本で暮らすのであれば、パートナーの両親に安心してもらうためにも、相手のご両親との関係は良好に保つように心がけましょう。可能であれば、旧正月など、年に一回は里帰りをして、絆を深めることをお勧めします。
逆に、お盆や年末年始など、日本の風習にベトナム人の奥様を付き合わせることになります。必要以上に奥様の負担にならないよう、こちら側が十分に配慮してあげたいところです。
結婚手続きの煩雑さに耐えられるか
ベトナム人と結婚すると言うことは、当然、国際結婚になります。日本人同士の結婚のように、役所に婚姻届を提出して終わり、というわけにはいきません。独身証明書など、ベトナムで発行してもらう書類も必要ですし、偽装結婚ではないことを証明するための理由書なども準備する必要があります。また、結婚後も、配偶者ビザの更新のために、数年に一回、入国管理局へ書類を提出する必要もあります。
こうした書類関係の準備には結構な労力がいりますので、お互いが協力して乗り越えていく必要があります。面倒だからと、奥様にだけ押し付けて知らんぷり、ということにならないようにしたいですね。
夫婦別姓であること
これは日本の法律がおかしい気もしますが、日本では、国際結婚の場合夫婦別姓が基本となります。日本人同士の場合、夫婦別姓は認められていないのに、ややこしいですよね。
結婚後も奥様はベトナムの名前を使って生活していくことになります。「夫婦は同じ姓を名乗らないと変だ」という古風な考え方だと後々苦労しますので、今のうちからしっかりと考えておきましょう。
実際夫婦別生で困ることというのはほとんどありません。ただ、一生に関わる大きな決め事ですので、やはり、これも結婚前にしっかりと確認しておくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、国際結婚をする上で、事前に夫婦間で確認しておくべきことをテーマにご紹介しました。国際結婚は、日本人カップルが結婚する時より、必要な手続きなどはどうしても多くなってしまいます。でも、だからと言って挫折してしまう人では、結婚後の夫婦生活も上手くいかないでしょう。
国際結婚をした夫婦の離婚率は高い傾向にあります。苦労して結婚したにもかかわらず、結局離婚してしまうなんて悲しいですよね。大切なのは、お互いが相手のことを尊重し、どんな困難も一緒に乗り越えていくという考えを持つことです。
ぜひ、この記事の内容を参考に、幸せな家庭を築けるように頑張ってください。
今回はこんなところで。
失礼します。